部下(後輩)との人間関係
職場では、自分より目上の方との人間関係よりも、部下(後輩)との人間関係のほうが難しい、と思っている方も少なくありませんね。
会社内での立場に関わらず、そう思っている方がいらしゃいます。
というのも、上司との人間関係なら、たとえ気に入らない上司でも、仕事だと思えば自分から合わせることはできます。他人より自分を変えることのほうが解決が早いからですね。
しかし、部下(後輩)との人間関係ではそう簡単にはいきません。相手の価値観、性格、態度を変えさせるのは容易なことではないからです。
部下(後輩)というものは甘やかすと付け上がるし、厳しくしすぎれば逃げたす人も出てます。
また、部下の年齢や性別、独身なのか、既婚者なら子供はいるのか、さらに、これまでの職歴などにも注意しなければいけない場合もあります。
部下(後輩)も、それぞれ育った環境や性格も違いますので、上司に対して、自分がやってきたような人間関係の築き方を、自分の部下に教えてあげてもなかなか理解してくれません。
部下(後輩)との人間関係において大切なことは、
まず、
「すべてに部下(後輩)に気に好かれる上司(先輩)などいない」
と割り切る。
次に、
「自分にできることと、できないことの区別をしておく」
これには、あらかじめ自分のことをよく知っておかなければいけませんね。
そして、当たり前のことですが、
「職場というのは仕事をしにくる場所である」
これは、公私混同しないためにも重要です。
さらに、
「自分からは、部下(後輩)との適度な距離をもって接する」
プライベートに関しては深入りは禁物です。
「面倒を見てあげてる」つもりでいたら、お節介だと受け止められ、「うっとうしい、上司(先輩)」だと思われていたりします。
もちろん、悩みや相談を受けたら、慎重にアドバイスしてあげてください。
本音の部分では、部下(後輩)は目下の存在なのだから、上司「(先輩)がそこまで気を使う必要があるのか?とう疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
逆に、全ての人間関係はケースバイケースなのだから、100人の人間がいれば100通りの対応の仕方があってもいいのでは?とする方もいらっしゃいます。
前者は、部下(後輩)のタイプや社風によってはうまくかもしれません。
後者は、理想的な考え方ではありますが、「職場の人間関係」に特定すれば現実的ではありません。
ということは、部下(後輩)との人間関係において、
「すべてに部下(後輩)に気に好かれる上司(先輩)などいない」
「自分にできることと、できないことの区別をしておく」
「職場というのは仕事をしにくる場所である」
「自分からは、部下(後輩)との適度な距離をもって接する」
と理解し、あなたに合ったやり方を見つけるしかありません。
以上のことを念頭において、あなたと部下(後輩)との人間関係構築のヒントにしてください。